2013年3月1日金曜日

不妊治療の助成金減額と少子化対策?

3月になりました。今日は春一番が吹くらしいです。

で。2月に知った衝撃のニュース!

不妊治療の助成金減額!

・以前凍結した胚を解凍して胚移植を実施したもの
・採卵したが状態の良い卵が得られない等により中止したもの

このケースの場合、1回につき15万円だった助成金が半額の7万5千円に減額されるそうです。
それも、今年の4月から。あと1ヶ月です。

私が通ったIVFのクリニックは、成功報酬タイプだったので、良い卵が採れなかった時は、高い医療費はかかりませんし、完全自然周期法なので、排卵誘発剤などの薬代もかからないので、多分、7万5千円でカバーできると思いますが、排卵誘発剤を使った治療をするクリニックが多いし、採卵だって、毎回良い卵が採れるわけではないので、この減額、不妊治療を続けて頑張ってるご夫婦には、かなり負担が増えることになると思います。

私は偶然にも自分にあったクリニックに出会いましたが、それでも、1回目の採卵は、上記のように良い卵子が採れませんでした。IVFのために待機してくれていた旦那さまに、その場でダメだったと伝えて、とても残念な気分になったことを覚えています。
採卵だけでも治療費が2ケタのところも多いと聞いています。
残念な気分な上に経済的な負担も強いられるのは、キビしい。。。

少子化対策として、どーなんでしょうね。。。

おまけに妊娠人工中絶の禁止の政策も打ち出されるという。。。

これはピルの解禁のための布石らしいですが。。。

こないだテレビで、産んでも育てられない事情のある女性の赤ちゃんと養子を望む夫婦のマッチングをしているNPOの活動を見ましたが、母親は養子に出す赤ちゃんに情が移らないように、お別れするその日に1度しか赤ちゃんに会えないそうです。お腹を痛めて産んだ我が子を手放すために、最後に一度だけ抱っこする。。。すごく切ないです。受け入れる里親さん夫婦が、繰り返す流産の果てに、やっと養子という形で待ちに待った我が子を腕に抱いている姿に、この子には幸せになれる、という予感がしたことだけが救いでした。

産後うつや育児ノイローゼなどの果てに、虐待やネグレクト、母親の自殺やこどもを死なせてしまう。。。

祝福されて産まれて来たはずの赤ちゃんが幸せに成長できることを願ってやみません。

産んだお母さんもハッピーにならなければ、赤ちゃんも幸せになれない。

少子化対策って、妊娠するまで、妊娠中、産んでから、と長〜く考えて貰いたいものです。
政治任せではいけませんが、何か頼りになるものがないと、こどもを産んで育てていくのは難しいと思います。

幸せな赤ちゃんとお母さんのための少子化対策であって欲しいです。

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