2017年6月21日水曜日

異動しました

昨日は異動初日でした。

1日おきの出勤と短時間勤務です。

電車とバスでの通勤になりました。

6月からムスメを7:30には保育園に預けるようになり、
生活リズムを整えてきました。

以前のように、ダラダラと流されることなく、
時には厳しくしてしまいますが、ムスメにも協力してもらって、
遅刻しないで出社できるようにしています。

新しい上司は、余計なことは言わず、でも親切でクレバーな印象です。

直属の指導係の上司も淡々と仕事を進める感じで大らかな印象です。

周りの事務員さんたちも大らかな印象です。

久しぶりに制服に着替えて1日中の立ち仕事です。

初日なので、掃除やシーツ交換、少しだけ食事介助もさせてもらいました。

同じ会社なのに、こんなにもゆったりとした空気が流れているとは、
と思いながらも、初日だから、一人で集中できる作業をさせてもらっていたから、
とも思いました。

そして、人に仕事を教わっている、何にも知らない何にも出来ない自分が悲しく、
今までは、新しく入って来たスタッフに自分が教えていたのに、
私も以前は、この人(仕事を教えてくれた人)みたいだったのになぁ、
と思うとなんだか、転校生ってこんな気分だよな、元の職場に戻りたいな、
と、ホームシックな気分になりました。

でも、よく考えると「元の職場での自分」に戻りたいだけであって、
あの過酷な仕事をしたいとは思えません。

利用者さんと職員の関係性も、こちらでは「素っ気ない」感じです。
それも、お互いに「なぁなぁ」ではなく、他人として当たり前の素っ気なさ、
利用者さんも、職員も、「仕事」での対応です。

以前の職場は、もっと「深入り」している感じでした。

それが利用者さんと職員の関係を深くし、それによってやりがいもありますが、
上手く行かなくなった時に、私のようにココロが怪我をしてしまうこともあります。

まだ1日だけですし、どうなるか分かりませんが、
臨床心理士さんに言われたとおり、
「専門職としてプロとしての接客技術」で利用者さんに接するように、
また、メンタルの先生に言われたように、
職場での行動に気をつけ、3ヶ月はおとなしくして、状況把握をしてみます。

出来る自分を懐かしむこともありますが、今までの技術を活かし、
さらに接客としては、深入りしないでも親切なサービスを心がけます。

今までは、深入りし過ぎて、家族ではないのに、
もっと親密な付き合い方をしている感じがしました。
まるで友人か家族のように親密になり過ぎていたように思います。
それを仕事としてやっていれば良いのですが、
どこかでごちゃまぜにしてしまい、公私の境界がなくなってしまったのです。

利用者さんにも利用者さんの家族にもそんな誤解をさせてしまい、
需要と供給のバランスが崩れてしまったのです。

仕事は生活をするため、そのためのサービスだし、プロとして接していく。

今度の職場は、利用者さん自体もそんな誤解もなく、
ひとりの時間を大事にしているような印象です。

利用者さんは、生活するために、お金を払って介護を受けている。

それ以上の「愛情」や「贔屓」のようなものはない。

元の職場では、それが「付加価値」みたいな文化でしたが、
それを仕事として、利用者さんにバレないように演じていくのは苦しいです。
私のように演技から本気になってしまい、燃え尽きるのも、
仕事としてはNGです。

ならば最初から、余計な「付加価値」で乗り切るのではなく、
親切で温かみのある態度でありながら、近すぎない距離で、
お互いの立場での、信頼関係を築くのがプロですね。。。

いろいろな方法がありますが、
お互いに誤解なく、需要と供給のバランスの取れたサービスをしたいです。
なんでも身を削ってでも差し出すのではなく、
出来ることと出来ないこと、その区別をして、突き放すのではなく、
出来ることは何で、出来ないことは何かを決め、
その出来ることの中で、お互いに納得できることを提供します。

今までのように無理したり、気を使いすぎたり、
特別扱いする方法は、サービスの標準化としては、難しい。。。

私が感情移入してせいで、バランスが崩れたのだと反省しています。

あとは、スタッフに嫌われないように粛々と仕事をします。
相変わらず、夜勤が出来ないことを引け目に感じてしまいますが、
それは気にし過ぎず、悪目立ちしないように、
自分のできる範囲で自分の役目を果たしていきたいと思います。

ココロの怪我を治しつつ、新しい職場での仕事を覚えます。














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